女性器 外陰部の構造

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恥丘 (ちきゅう)
恥丘とは女性器の最上部に位置する部分で直立で起立した状態で最初に
目視できる部位です。
その内部には恥骨(ちこつ)が存在し、これが内部から張り出す事と恥丘
自体の脂肪により、盛り上がっています。
第二次性徴期に、この恥丘と下記の大陰唇には陰毛が生えます。
(男性ホルモンの強い女性は肛門周辺にまで陰毛が生える方がいます)
この恥丘は別名、ビーナスの丘とも言われ、下世話な表現では土手(どて)
とも表現され、この部分がモッコリと盛りあがった状態を土手高、モリマン
などと表現されます。
男性の中にはそういった肉厚のある恥丘を好む方も多く存在します。
(恥丘の脂肪が薄い場合、性交時に両者の恥骨がごつごつと当たり、その
感触を好まない男性も存在します)

大陰唇 (だいいんしん)
大陰唇とは、女性の外陰部において恥丘の下部に続く左右の肉厚のある
部分で、脂肪に富んでいて、陰裂を挟んで割れ目を形成しています。
(陰裂とは大陰唇のあいだの溝、割れ目のことです)
この大陰唇は内部の膣や尿道口を保護する役割を持っていて、大陰唇の
すぐ内側には下記に記す小陰唇というヒダが存在します。

小陰唇 (しょういんしん)
小陰唇とは後述する陰核包皮と連続するように始まり、左右に扉状に展開
する肉ビラです。
この小陰唇は女性が性的に興奮していない時は閉じていて尿道や膣を保護
しています。
一方、性的興奮状態になると血流がよくなり肉びらが膨張し、左右に大きく
開いて、性交時に男性器の挿入を容易にし、あたかも男性器を包み咥える
ような状態になります。
また、その時同時に愛液と呼ばれる膣分泌液(バルトリン腺液やスキーン腺液)
によって濡れた状態になって場合が多く、男性器の挿入を容易にします。
この小陰唇は第二次性徴期以降、発達し、大陰唇よりも外部に飛び出したり、
左右の大きさが非対称だったり、黒ずんだりする場合が多く、その形状や色に
ついて悩む女性が多く存在します。
尚、マスターベーションにおいて、陰核と同様に小陰唇を刺激して快感を得る
ことが多いのですが、その際、小陰唇を指で挟んで揉んだり引っ張ったりする
場合も多く、その行為によって小陰唇の形状が変化したのではないかと心配
する女性が多いようです。
この小陰唇と大陰唇のつながり部分である側溝状の窪み部分にも汚れがとても
溜まりやすく、不潔にしていると悪臭を発生します。

陰核 (いんかく =クリトリス)
陰核は女性器上部にある陰核包皮に包まれた小さな突起で、男性のペニスに
相当します。
女性器の中では最も敏感な部分でこの部分の刺激によりオーガズムに達する
場合がほとんどです。
海綿体組織である細長い陰核体および亀頭部分である陰核亀頭から成ります。
そのサイズは成人の女性では陰核体の上端から陰核亀頭先端までの長さは
ひじょうに個人差があり、陰核亀頭だけでも幼小男児のペニスサイズに近いほど
大きな方もいます。

陰核亀頭 (いんかくきとう)
陰核の先端部分を陰核亀頭と言います。
この陰核亀頭は通常時は陰核包皮によって覆われていますが、海綿体組織の
ため男性のペニス同様、性的な興奮により血流が起きて勃起し、包皮の外部に
露出します。
この陰核亀頭は神経終末に富んでいて、適度な摩擦刺激により性的な快感を
引き起こします。
性器を含めた女性の性感帯の中では最も鋭敏で最も感じる部分で、思春期に
マスターベーションを始める頃、この部分を刺激して性的快感に目覚める女性が
ほとんどです。

陰核包皮 (いんかくほうひ)
陰核包皮とは、陰核亀頭を被う皮膚の包皮のことです。
大陰唇の始まりのあたりから伸び、小陰唇につながる部分でもあります。
女性が性的に興奮すると陰核の勃起が起きて、陰核亀頭が膨張し、その際、
陰核包皮が剥けて、陰核亀頭が露出します。
陰核が勃起しても陰核包皮から露出しない場合を男性器の場合と同様に
真性包茎(陰核の真性包茎)と言います。
不潔にしていると、この陰核包皮内に恥垢と呼ばれる悪臭を発する垢の塊が
小さなカスとして発生します。
この恥垢はスメグマとも言われ、俗語では「マンカス」と表現されています。

膣 (ちつ ヴァギナ)
膣とは男性器を受け入れる重要な器官であり、出産時、胎児が出てくる産道
で、対外と子宮を結ぶ筒状、管状の器官です。
一般的には性交時に狭く、よく締まる膣が男性には好まれ、膣癖が平坦では
なく、男性器を刺激する起伏に富んだ内壁構造の膣が昔から名器と呼ばれて
います。

膣分泌液 (ちつぶんぴつえき)
膣分泌液とは、女性が性的興奮状態になったり、性器に直接刺激を受けたり
した際に膣壁から分泌される無色透明の液体のことで、膣壁の粘膜から性交
の際の潤滑油として分泌されるものです。
女性器からの分泌液は愛液やラブジュースと呼ばれますが、実際に分泌される
液体には膣分泌液に加え、他の分泌物も交ざっています。
通常のpH(ペーハー)値は3.8-4.5の弱酸性で、多くの場合、バルトリン腺液や
スキーン腺液、子宮頚管粘液などの分泌物と交ざります。
子宮頚管粘液は白色で、排卵日前後にはさらに粘度が強くなる事が知られて
います。

バルトリン腺
バルトリン腺は女性器の膣の入り口(膣口)の左右に一対存在する分泌腺です。
愛液と称されるバルトリン腺液を分泌し、膣分泌液と混ざり、性交時に男性器の
受け入れ易さを促進します。
ちなみに、このバルトリン腺は、男性のカウパー腺(クーパー腺)に相当します。

※男性のカウパー腺から分泌される液をカウパー腺液と言い、興奮時にペニス
の尿道から微量に分泌される透明の液体です。

スキーン腺
スキーン腺は膣の上壁に位置していて、尿道の下流の末端近くにある分泌線
で、尿道または尿道口付近で分泌液を流出します。
スキーン腺の存在する位置はGスポットとして知られています。

Gスポット
G スポットは膣壁前方上部の狭い領域で、発見者のドイツのグレフェンベルクに
ちなんで命名されたスポットです。
さらに場所を特定すると恥骨の直下にある、女性の尿道海綿体のことで、膣に
中指を全て入れて第二関節から上向きに曲げた周辺にある場合が多いと言われ
ています。
そこには、スキーン腺(小前庭腺)という分泌腺があります。
このGスポットの激しい刺激により、スキーン腺液が噴出し、それを潮を噴くと
表現することがありますが、真相は今のところ、さだかではありません。



  • 最終更新:2010-06-20 14:59:30

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